感染症の世界史 / 石 弘之

コレラ、天然痘、エボラ出血熱……征服しては新たな姿となって生まれ変わる微生物と、人類は長い軍拡競争の歴史を繰り返してきた。40億年の地球環境史の視点から、感染症の正体にせまる。地上最強の地位に上り詰めた人類にとって、感染症の原因である微生物は、ほぼ唯一の天敵だ。<br>医学や公衆衛生の発達した現代においても、日本では毎冬インフルエンザが大流行し、<br>世界ではエボラ出血熱やデング熱が人間の生命を脅かしている。<br><br>人が病気と必死に闘うように、彼らもまた薬剤に対する耐性を獲得し、<br>強い毒性を持つなど進化を遂げてきたのだ。<br>40億年の地球環境史の視点から、人類と対峙し続ける感染症の正体を探る。<br><br><br>石 弘之
角川書店
2018年01月
カンセシヨウ ノ セカイシ
イシ ヒロユキ
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