人生論ノート 他二篇 / 三木 清
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない(怒りについて)。著者の深い教養と思索から生みだされた言葉の数々は、いまなお心に響く。若き日の論文や娘への書簡も所収。如何に生きるか?生きるとは何か?愛と死、幸福と嫉妬、瞑想と懐疑、孤独と感傷、虚栄と名誉心、利己主義と偽善、旅と個性…、透徹した真摯な眼差しで人生の諸相を思索する。<br>近代と現代の狭間で人生の処し方・生きざま・死生観が問われた時代に書かれた、今なお読み継がれる畢生の論考集。<br>三木 清
角川書店
2017年03月
ジンセイロン ノ−ト ホカ ニヘン
ミキ キヨシ
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