関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い / 光成 準治
秀吉没後……関ヶ原合戦まで、豊臣政権では何が起きていたのか。軍記を元に作られてきた通説を見直し、「関ヶ原前夜」に立ち戻り、政治情勢と権力闘争の実態を明らかにする。「関ヶ原論」の最前線が1冊に。太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。<br>光成 準治
角川書店
2018年03月
セキガハラ ゼンヤ セイグン ダイミヨウタチ ノ タタカイ
ミツナリ ジユンジ
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