日本の地霊(ゲニウス・ロキ) / 鈴木 博之
近現代史を「場所」という視点から探るためのキーワード「地霊(ゲニウス・ロキ)」。東京、広島、神戸の街並みを歩き、土地に隠された声に耳を傾けるとき、失われた記憶や物語が浮かび上がる。解説・隈研吾■「闘う建築史家の名著!」 ―― 隈 研吾 「解説」より<br><br>「人間の歴史は、土地の上に刻まれた営みの蓄積なのだ。」<br>近現代史を場所という視点から探るためのキーワード「地霊(ゲニウス・ロキ)」。<br>土地、建築、街並みが語る声に耳を傾けるとき、<br>失われた記憶や物語が浮かび上がる。<br>国会議事堂にひそむ鎮魂のデザイン、<br>広島平和記念公園と厳島神社の意外な共通点、<br>渋沢栄一や岩崎彌太郎がゆかりの地に寄せた想い――。<br>優れた建築を守り伝える時代への転換をうながした建築史家の代表作。<br><br> 解説 隈研吾(建築家、東京大学教授)<br>鈴木 博之
角川書店
2017年03月
ニホン ノ ゲニウス ロキ ニツポン チレイ
スズキ ヒロユキ
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