人生はいつもちぐはぐ / 鷲田 清一

生きることの機微をめぐる思考が、日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。『おとなの背中』改題。昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。<br>未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。<br>般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。<br>大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。<br>生きることの機微をめぐる思考が、<br>日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。<br>まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、<br>身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。<br><br>(角川学芸出版刊『おとなの背中』改題)<br>鷲田 清一
角川書店
2016年10月
ジンセイ ワ イツモ チグハグ
ワシダ キヨカズ
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