リンドバーグ第二次大戦日記 下 / C.A.リンドバーグ
零戦との一騎打ち、日本軍との壮絶な戦闘、アメリカ兵による日本人捕虜への残虐行為――戦争とは何かが問われる今、アメリカの英雄でありながら西欧批判も辞さないリンドバーグの真摯な証言が重く響く。「ドイツ人がヨーロッパでユダヤ人になしたと同じようなことを、われわれは太平洋で日本人に行ってきたのである」<br>開戦後、陸軍パイロットとして南太平洋に派遣されたリンドバーグ。<br>ラバウルでの壮絶な空爆戦、零戦との一騎打ち――<br>そこで目にしたのは米兵による日本軍捕虜への蛮行であった。<br>戦争がもたらす残虐行為の連鎖、アメリカの自由と民主主義とは、人間が目指した文明化とは何なのか。<br>未来への警句は、今なお重く響く。<br>C.A.リンドバーグ
角川書店
2016年07月
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