孔子 / 加地 伸行 著
中国哲学史の泰斗が、死と儒教とをめぐる独自の学説と徹底したリアリズムで、不遇の運命に悩み、抗い、闘い続けた孔子像を追究。その生涯と言葉とのなかに、人間や現代社会がもつ普遍的問題を見いだす決定版。「儒家の祖」「聖人」とあがめられる孔子。しかしその実像は、己の才能が認められない〈生の世界〉に抗い、晩年は近づく〈死の世界〉と対決し、自他への心安らぐ解釈を求めた生涯だった。<br>中国哲学史の泰斗が、「死」と「儒教」とをめぐる独自の学説と徹底したリアリズムで、野心と自戒とを胸に不遇の運命と闘い続けた人間像を追究。その生涯と言葉とのなかに、人間や現代社会がもつ普遍的問題を見いだす、比類なき孔子伝の決定版。<br>加地 伸行 著
角川書店
2016年04月
コウシ
カジ ノブユキ
/