仏教の思想 2 存在の分析〈アビダル / 上山 春平 他
ブッダ出現以来、千年の間にインドで展開された仏教思想。読解の鍵となる思想体系「アビダルマ」とは? ヴァスバンドゥ(世親)の『アビダルマ・コーシャ』を取り上げ、仏教思想の哲学的側面を捉えなおす。ブッダが説いた「ダルマ」(法・真理)を解釈して仕上げられ、ブッダ出現以来、1000年の間にインドで展開された仏教思想の流れを読み解く鍵となる壮大な思想体系、「アビダルマ」。ブッダの没後、数世紀を経てインド諸学派ごとに体系化された数々のアビダルマの教義の中から、西暦400年前後に活躍した仏教史上最大の思想家、ヴァスバンドゥ(世親)の『アビダルマ・コーシャ』を取り上げ、仏教思想の哲学的側面を根源から捉え直す。<br>上山 春平 他
角川書店
1996年10月
ブツキヨウ ノ シソウ 2 ソンザイ ノ ブンセキ アビダルマ
ウエヤマ シユンペイ
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