依存したがる彼女は僕の部屋に入り浸る / 萬屋久兵
大学に入って一人暮らしをはじめた僕は、文芸サークルの飲み会で『西園寺春香』と出会う。容姿端麗で清楚な雰囲気の彼女だが――趣味は酒。大学近くの僕の家は都合も良いし心地よい、と今日も彼女は入り浸る。 大学近くで一人暮らしを始めて3ヶ月。<br> その部屋には――文芸サークルの清楚系美少女・西園寺春香が常に入り浸っていた。<br> その可憐な見た目とは裏腹に、お酒に依存する彼女にとって、深酒で寝坊しても講義に間に合うこの部屋は都合が良いらしい。<br><br>「襲えるなら襲ってくればいい。でも君、ボクをどうこうするつもりはないだろ?」<br><br> と、朝も無防備な下着姿を晒しながら安心しきっている。<br><br>「ちょっとぐらいなら相手するよ?」<br><br> なんて挑発もしてきて――。<br> さらに、彼女のほかにも大学でも有名なS級美少女たちが理由をつけては部屋に転がり込んできて――!?<br><br> 彼女が依存してきたものは、彼と過ごす中で形を変える――。<br>萬屋久兵
角川書店
2023年11月
イゾンシタガルカノジヨワボクノヘ
ヨロズヤ,キユウベエ
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