妖キ庵夜話 花闇の来訪者 / 榎田 ユウリ
妖怪のDNAを持つ「妖人」茶道家、洗足伊織。その「家族」で、「小豆とぎ」の妖人であるマメが、「ひまわり食堂」でボランティアとして働き始めた。しかし、小豆が現場に遺された殺人事件が起きて……ヒトと僅かに異なる存在、妖人。<br>美貌と毒舌の妖人茶道家・洗足伊織は、「家族」との平穏をなにより愛していた。<br>最近は《小豆とぎ》のマメが、食堂でボランティアを始め、心身ともに成長中だ。<br>そんな中、伊織を慕う甲藤が、ある女を連れて来た。<br>「私は《口裂け女》なんです」と嘆く彼女に、伊織は真実を告げる。<br>一方、食堂の関係者が殺され、マメに容疑が。<br>その陰に、伊織は不穏な気配を感じ……。<br>シリーズ第6弾、書き下ろし。<br>榎田 ユウリ
角川書店
2017年07月
ヨウキアン ヤワ ハナヤミ ノ ライホウシヤ
エダ ユウリ
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