いぬの日 / 倉狩 聡
流星群の夜、不思議な石を舐めた可愛いスピッツ犬のヒメ。その日から全てが変わった。相次ぐ連続殺人事件、背後に蠢く犬の気配。史上最高に可愛くておぞましい「犯罪犬」と人との前代未聞の物語!わたしの名前はヒメ。家族はわたしを「犬」って言う。<br>でも「犬」って何? <br><br>飼い主一家に愛されず、孤独をかみしめるスピッツ犬のヒメ。<br>流星群の夜、不思議な石を舐めて驚くほどの知能と人の言葉を得た彼女は、<br>一家の末っ子、雅史を支配下に置いて……。<br><br>飼い犬たちの暴走、町に響く遠吠え、巨大な犬の影、<br>そして続発する猟奇殺人。<br>史上最高にキュートでおぞましい「犬のカリスマ」ヒメ登場。<br>彼女が命を懸けて欲したものとは。<br><br>蟹と人との「泣けるホラー」が話題となった著者が、同じ世界感で描く、<br>犬と人との「泣けるホラー」。<br><br>犬を飼ったことのある貴方、そしていつか犬を飼うかもしれない貴方に読んで欲しい一冊。<br>倉狩 聡
角川書店
2016年10月
イヌ ノ ヒ
クラガリ ソウ
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