歌うカタツムリ 進化とらせんの物語 / 千葉聡
行きつ戻りつしながらも前進していく研究の営みと、カタツムリの進化を重ねた壮大な歴史絵巻。地味でパッとしないカタツムリだが、生物進化の研究においては欠くべからざる華だった。偶然と必然、連続と不連続……。木村資生やグールドらによる論争の歴史をたどりつつ、行きつ戻りつする研究の営みとカタツムリの進化を重ねて描き、らせん状の壮大な歴史絵巻を織り上げる。第71回毎日出版文化賞受賞作。解説=河田雅圭<br>千葉聡
岩波書店
2023年07月
ウタウ カタツムリ
チバ サトシ
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