太宰治 弱さを演じるということ / 安藤宏

無頼派という「神話」から作家を解放し、『人間失格』『晩年』等の作品分析を通じて、きわめて現代的なその魅力を鮮やかに描く。太宰は何よりも、「人間関係における悲劇」や「傷つくことへの恐怖」を誰より巧みに表現した、類い稀なことばの使い手であった。無頼派の旗手という「神話」から作家を解放し、『人間失格』『晩年』『斜陽』他の文体や方法を詳細に分析するところから、きわめて現代的なその魅力を鮮やかに描き出す、道案内の書。<br>安藤宏
岩波書店
2025年12月
ダザイオサムヨワサヲエンジルトイウコト
アンドウヒロシ
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