余白の春 金子文子 / 瀬戸内寂聴/著
過酷な境遇にあって自らの生を全力で生き,獄中で自殺するまでの二十三年の生涯.不朽の伝記小説.「私は生を肯定する。……生を肯定するが故に、生を脅かそうとする一切の力に対して奮然と叛逆する。」 無籍者、虐待、貧困――過酷な境遇にあって、自らの生を全力で生きた金子文子(1903―26)。パートナーの朴烈と大逆罪に問われ、獄中で自殺するまでの23年の生涯を、裁判記録や取材を織り交ぜ描く、不朽の伝記小説。<br>瀬戸内寂聴/著
岩波書店
2019年02月
ヨハク ノ ハル カネコ フミコ イワナミ ゲンダイ ブンコ ブンゲイ 304
セトウチ,ジヤクチヨウ
岩波現代文庫 文芸 304/