軍隊と地域 郷土部隊と民衆意識のゆくえ / 荒川 章二 著

静岡を舞台に、矛盾を孕みつつ地域に根づいていった軍がやがては民衆生活を破壊していく過程を描き出す。師団誘致、軍事演習、用地の強制接収、そして動員……近代日本の地域社会は軍隊・戦争をいかに受容したのか。一八八〇年代から敗戦までの静岡を舞台に、矛盾を孕みながらも地域に根づいていった軍が、やがては民衆生活を寸断・破壊していく過程を克明に描き出す。戦争研究・軍事研究に画期をなした名著、待望の文庫化。<br>荒川 章二 著
岩波書店
2021年04月
グンタイ ト チイキ
アラカワ シヨウジ
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