政治と複数性−民主的な公共性にむけて− / 齋藤 純一 著

脱-実在化の暴力に抗し、一人ひとりの現われを保障する。開かれた社会統合の可能性を探究する書。「余計者」を無視し、黙殺し、遠ざけようとする脱-実在化の暴力に抗し、それぞれの位置から語られる言葉に敬意を払い、一人ひとりの政治的存在者としての現われを相互に保障しあう。アーレントやハーバーマスの議論を踏まえ、排他的な同質性の政治を批判的に問い直す、内向きに閉じない社会統合の可能性を切り開く書。<br>齋藤 純一 著
岩波書店
2020年11月
セイジ ト フクスウセイ ミンシユテキ ナ コウキヨウセイ ニ ムケテ
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