「鎖国」を見直す / 荒野 泰典 著

江戸時代の日本は「鎖国」ではなかった――著者の提唱する「海禁・華夷秩序論」のエッセンスをまとめる.江戸時代の日本は「鎖国」ではなく「四つの口(長崎・対馬・蝦夷・琉球)」で世界につながり,開かれていた――著者が提起した「海禁・華夷秩序論」は様々な議論をよび,反発を生みながらも,江戸時代のイメージを塗り替え,通説として定着してきた.著者の長年にわたる研究のエッセンスをわかりやすくまとめた待望の一冊.<br>荒野 泰典 著
岩波書店
2019年12月
サコク オ ミナオス
アラノ ヤスノリ
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