小林秀雄のこと / 二宮 正之 著
自己の知の限界を見極めつつも,つねに新たな知を求め続けた批評家の全体像を伝える本格的評論.小林秀雄がその生涯を通して追求したものは、懐疑の精神、自己を相対化し続ける知性のあり方であった。外国文学から日本の古典、音楽や絵画といった分野まで、自らの知識に安住せずに、自分自身の知の限界を見極めつつも、新たな出会いを希求し続けた批評家の全体像を伝える本格的評論。芸術選奨文部大臣賞受賞作。<br>二宮 正之 著
岩波書店
2018年12月
コバヤシ ヒデオ ノ コト
ニノミヤ マサユキ
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