ネルソン・マンデラ 分断を超える現実主義者 / 堀内 隆行 著

反アパルトヘイト闘争から大統領へ。想像を超える「和解」を成し遂げた現実主義者の人生をいま振り返る。二七年間の牢獄生活の後、アパルトヘイト撤廃に尽力、一九九四年に南アフリカ共和国黒人初の大統領となったマンデラ。不屈の生涯ゆえ「聖人」視されることも多いが、実際は冷静なプラグマティストだった。偏狭な国家主義と分断が再び広がる時代に、想像を超える「和解」を成し遂げた類まれな政治家の人生を改めて振り返る。<br>堀内 隆行 著
岩波書店
2021年07月
ネルソン マンデラ
ホリウチ タカユキ
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