チャリティの帝国 もうひとつのイギリス近現代史 / 金澤 周作 著

長い歴史のなかで、「助けることは善い」という人びとの感情がイギリス社会にもたらした個性を探る。イギリス独自の重層的なセーフティネットの中で、社会の「錨」のように今日まで働き続けてきたチャリティ。自由主義の時代から、帝国主義と二度の大戦をへて、現代へ。「弱者を助けることは善い」という人びとの感情の発露と、それが長い歴史のなかでイギリスにもたらした個性を、様々な実践のなかに探る。<br>金澤 周作 著
岩波書店
2021年05月
チヤリテイ ノ テイコク
カナザワ シユウサク
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