道教思想10講 / 神塚 淑子 著

老子の「道」の思想から、「気」の生命観、政治思想、仏教との関わり、日本への影響まで、総合的に解説。老子の「道」の思想を起点に、古代神仙思想、後漢末の太平道と五斗米道、六朝知識人の修養法など、さまざまな思想・運動をとりこみながら形成された道教。その哲学と教理を、「気」の生命観、宇宙論、救済思想、倫理・社会思想、仏教との関わり、日本への影響などの論点からとらえる。丁寧なテキスト読解に基づく総合的入門書。<br>神塚 淑子 著
岩波書店
2020年09月
ドウキヨウ シソウ 10 コウ ジツコウ
カミツカ ヨシコ
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