性からよむ江戸時代−生活の現場から / 沢山 美果子 著

こんな記録が残っていたとは! 交わり、孕み、産む、堕す。江戸時代に生きた女と男の性に迫る。小林一茶はなぜ妻との交合をつぶさに書き留めたのか。生まれた子は自分の子ではないと言い張る夫と妻の裁判の行方は。難産に立ち合った医者の診療記録にみる妊婦の声や、町人が記す遊女の姿……。史料の丹念な読み込みから、江戸時代に生きた女と男の性の日常と、それを規定する「家」意識、藩や幕府の政策に迫る。<br>沢山 美果子 著
岩波書店
2020年08月
セイ カラ ヨム エド ジダイ セイカツ ノ ゲンバ カラ
サワヤマ ミカコ
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