死と乙女 / アリエル・ドルフマン

息詰まる密室劇が、真実と責任追及、国家暴力の闇という人類の今日的アポリアを撃つ。傑作戯曲の新訳。「あの医者よ。」海辺に立つ一軒家。シューベルトの四重奏曲から逃げ続ける女主人公パウリナが不意の客人の声に探りあてたものとは何だったのか。それぞれの過去を抱えた三人が息詰まる密室劇をおりなす。平和を装う恐怖、真実と責任追及、国家暴力の闇という人類の今日的アポリアを撃つ、チリ発・傑作戯曲の新訳。<br>アリエル・ドルフマン
岩波書店
2023年08月
シ ト オトメ
アリエル ドルフマン
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