独裁者の学校 / エーリヒ・ケストナー

大統領の替え玉を使い捨てにして権力を握る大臣たち。政変が起きるが、その行方は…。独裁体制の本質を暴いた、作者渾身の戯曲。「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。<br>エーリヒ・ケストナー
岩波書店
2024年02月
ドクサイシヤ ノ ガツコウ
エ−リヒ ケストナ−
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