被ばく「封じ込め」の正体 広島・長崎・ビキニ・福島の声から / 小山美砂
核開発と並行して誕生した国際機関は不都合な真実を隠して被害を封じ込めてきた。現場の声をつなぎ、80年の歴史を辿る。内部被曝・低線量被曝をめぐる不都合な真実が、被害を封じ込め、心の病の扱いをしてきた。5人のジャーナリストが現場の声を聞き、80年の歴史を辿る。核開発と並行して誕生した国際機関・研究者集団が恐れていたものとは。「誤差」として覆い隠した実態とは。世界の核被害の中に位置づけ直し、分断されてきた被害者をつなぐために。<br>小山美砂
岩波書店
2025年10月
ヒバクフウジコメノシヨウタイ
コヤマミサ
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