日系アメリカ人強制収容からの〈帰還〉 人種と世代を超えた戦後補償運動 / 油井大三郎
第二次大戦中、強制収容所に送られた日系アメリカ人は、いかにして政府からの謝罪と補償を獲得できたのか。その過程を問い直す。1942年2月19日。大統領ローズヴェルトの発した立ち退き令が引き金となり、強制収容所に送られた日系アメリカ人。極小マイノリティであるばかりか、収容体験を葬り去るべき「トラウマ」として抱え込んだ彼らがなぜ、謝罪と補償(リドレス)を実現できたのか。アメリカ現代史の第一人者による、30年に及ぶ研究の集大成。<br>油井大三郎
岩波書店
2025年02月
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