権利としてのボランティア ドイツ「参加政策」の挑戦 / 渡部聡子
ボランティア先進国ドイツを支える支援制度。自己責任に頼らない社会貢献をめざす政策と議論から、市民参加のあるべき姿を問うボランティア先進国とされるドイツには、国家による支援制度が存在し、毎年数万人が参加している。ナチス時代の勤労奉仕という負の歴史と戦いながら、社会に貢献したいという個人の自発性を尊重し、国家に回収されない活動を支えてきたドイツの挑戦の軌跡をたどることからことで、ボランティアと社会とのあるべき関係を見つめ直す。<br>渡部聡子
岩波書店
2025年02月
ケンリ ト シテ ノ ボランテイア
ワタナベ サトコ
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