おきざりにした悲しみは / 原田宗典
様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠、65歳。その運命が或る姉弟との出会いから動き始める。昭和が香る令和の物語。「おれはもうおじさんではなく、おじいさんだ」――様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠、65歳。その運命の歯車が或る姉弟との出会いから動き出す。おきざりにされた者など、いない。生きていくかぎり、ささやかでも希望が生まれ、その旅は続いてゆくから。吉田拓郎の名曲にのせて贈る、昭和の香り漂う令和の物語。<br>原田宗典
岩波書店
2024年11月
オキザリ ニ シタ カナシミ ハ
ハラダ ムネノリ
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