ガバナンス貨幣論 理念・歴史・制度設計 / 田邉昌徳
貨幣を貨幣たらしめるものは何か。貨幣の歴史と思想を「ガバナンス」という視点から読み解き、その変貌と本質を明らかにするビットコイン等の新たな通貨の登場、IT技術による金融の革新、財政支出による通貨量の拡大……。貨幣を巡る状況が大きく変貌するなか、そのあり方をめぐる思考の刷新が求められている。「ガバナンス」という視点から過去と現在の膨大な事象・政策・議論をクリアに読み解き、貨幣の変貌と不変の本質を明らかにする。<br>田邉昌徳
岩波書店
2023年09月
ガバナンスカヘイロン
タナベ,マサノリ
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