女房文学史論 王朝から中世へ / 田渕 句美子 著
王権との密着,高貴性の反映など,その特質を論じながら,日本文学史における女房文学の系譜を位置づける.女房文学は、平安時代の一時期に限定されるものではなく、古代から中世、近世、それ以降をも含めて、興隆と刷新を繰り返しながら、時代のなかで継続されてきた営みである。王権との密着、高貴性の反映、教育的機能など、その特質を多角的に論じながら、日本文学史のなかに、総体としての女房文学の系譜を位置づける。<br>田渕 句美子 著
岩波書店
2019年08月
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タブチ クミコ
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