フランス革命と神聖ローマ帝国の試煉 大宰相ダールベルクの帝国愛国主義 / 今野 元 著

帝国大宰相ダールベルクはなぜナポレオンに従ったのか.神聖ローマ帝国の歴史に新たな光を照射する.神聖ローマ帝国は果たして有名無実の存在だったのだろうか。1806年、フランス革命の衝撃によって神聖ローマ帝国が風前の燈火となるなか、大宰相ダールベルクは帝国への愛国心を抱きながらも帝国を去り、フランス皇帝ナポレオン1世に従った。ダールベルクの生涯をたどるとともに、その帝国愛国主義を解明し、神聖ローマ帝国の歴史に新たな光を照射する。<br>今野 元 著
岩波書店
2019年02月
フランス カクメイ ト シンセイ ロ−マ テイコク ノ シレン ダイサイシヨウ
コンノ ハジメ
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