昭和天皇拝謁記 初代宮内庁長官田島道治の記録 2 / 田島 道治 著
講和独立に際し象徴としての天皇のあり方が問われる一方、皇室の家長としての天皇の姿が明らかになる。講和が次第に現実化し、独立に際して天皇の「おことば」を発するかどうかという課題が浮上する。天皇の責任や退位に関しても取りざたされる中、天皇や田島は政府とどのように調整を図ったのであろうか。また、母親である貞明皇后の死去にともない、名実ともに皇室の家長となった天皇は、これまで以上に家政へ関心を寄せる。<br>田島 道治 著
岩波書店
2022年02月
シヨウワ テンノウ ハイエツキ 2 ハイエツキ 2 シヨウワ 25 ネン 10
タジマ ミチジ
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