被災者発の復興論 3・11以後の当事者排除を超えて / 山下祐介
被災者不在の公共事業で変質した地域。はたしてこれは「復興」なのか。被災当事者らが自らの言葉で、あるべき地域の未来を問う。被災者らの声を排し、行政主導の公共事業によって変質した地域――。はたして、これが「復興」と呼べるのだろうか。被災者当事者である執筆者らは、コミュニティの維持や故郷の再生に向け、3・11以降、活動と研究を重ねた。被災者不在の復興の実態や要因を問い直し、いま自分たちの言葉で、あるべき地域の未来を構想する。<br>山下祐介
岩波書店
2024年03月
ヒサイシヤハツ ノ フツコウロン
ヤマシタ ユウスケ
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