帝国と戦後の文化政策−舞台の上の日本像 / 朴 祥美 著
第二次大戦期・占領期・高度成長期の各時代、他国に見せたい「日本」の姿はいかにつくられ、他国の反応は日本のアイデンティティ形成にいかに影響を与えたのか。宝塚少女歌劇団の欧米公演、舞踊家・崔承喜(チェ・スンヒ)、戦時下の移動演劇運動、進駐軍向けの慰問公演などから考える。解解放後の韓国が日本の文化政策を導入した過程も合わせ見て、各時代の文化政策とそのもとで生きた人びとの文化経験を描き出す。<br>朴 祥美 著
岩波書店
2017年10月
テイコク ト センゴ ノ ブンカ セイサク ブタイ ノ ウエ ノ
パク サンミ
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