そんな採用でよろしおすか? 心づくしの採用が起こした京都小川珈琲の奇跡

著者 原田英美子

出版社 マイナビ出版
内定辞退は20年間連続ゼロという京都の珈琲メーカーの「小川珈琲株式会社」。学生1人1人との一期一会を大切にする気持ちや、働いている社員のことまで考えた「採用」を続けている小川珈琲は、内定辞退が驚くほど少なく、「会社説明会に参加するだけでも価値ある企業」とまで言われている。社内にいくつもの奇跡的な現象さえもたらした同社の採用活動を、採用担当・原田英美子氏がそのノウハウとともに語ります。

<著者略歴>
原田英美子(はらだえみこ)
大学で学んだ後、京都市内の建設会社勤務を経1990年に小川珈琲入社。管理部課長、総合支援部長代理を経て2008年から現職。新人の採用活動で全国の各地を飛び回っている。また、入社後の人材育成に力を注ぎ、オリジナルのプログラムを確立し早期退職者を防いでいる。最近では、各方面から「採用のノウハウ」「女性管理職の役割」「おもてなしの在り方」などの講演や研修を各地の公共団体や企業で行っている。現場を理解した歯切れのよい話は、持前の明るさと相まって人気を得ている。趣味は茶道やフラワーアレンジメント、料理など。京都市中京区在住。