月刊星ナビ 2025年2月号
<br>2025年01月04日発売
月刊誌
KADOKAWA
ときめく惑星状星雲/星景写真用ソフトフィルター/エーゲ海の風/今に残るギリシア文化| 特集では、星の最期の姿「超新星残骸」の魅力に迫ります。美しく星が滲む「ソフトフィルター」使いこなしも必見。■表紙画像今回の表紙は白尾元理さん撮影の「土星食」。2024年12月8日の土星食は全国的にも条件がよく、多くの人が見上げました。2025年、土星の環は16年ぶりの消失シーズンを迎えます。■優美な星のラストシーン ときめく超新星残骸(解説/佐野栄俊)星が最期に見せるドラマティックな姿、超新星残骸。かに星雲や網状星雲、ガム星雲など、天体写真の対象としても人気の高い超新星残骸はどのように生まれ、どのような姿をしているのでしょうか? 天文学者が科学的な成果を交えながら紹介していきます。■美しく星を滲ませる 最新ソフトフィルターを使いこなす(解説/北山輝泰)星景写真で最も使われているアクセサリの「ソフトフィルター」。現在、多くの用品メーカーから個性豊かな星景写真用ソフトフィルターが発売されています。それぞれのフィルターによる作例を見比べて、「自分の作品に適した滲みはどれか」考えてみませんか?■エーゲ海の風 意外と身近なギリシア神話(解説/早水 勉)プラネタリウムや星座解説でよく耳にするギリシア神話。実は現代でも、ギリシア神話に由来する慣用句やマークなどがたくさんあります。その中から、現代社会に根付くギリシア神話を紹介していきます。■天文外史 災いを招く不吉な星? イメージ先行の火星騒動史 (解説/塚田健)2025年1月、2年2か月ぶりに地球が火星に近づきます。火星は、人類の歴史において様々な“騒ぎ”をもたらしてきました。観望好機を迎えたこの機会に、人類と赤き星が織りなしてきた歴史の一端を、特に日本の歴史に焦点を当てて紐解いてみましょう。■星の街道をゆく 岡山・山陰編 国鉄型振り子式車両「やくも」で宇宙旅(紀行/中山満仁)星と宇宙を感じる旅に出かける「星の街道をゆく」。今回は晴れの国や星取県など、星空の街としても盛り上がる「岡山・山陰地方」が舞台。憧れの列車に乗って、 寒さを吹き飛ばすほど熱い 宇宙の旅へ出かけます。