航空ファン 2024年5月号
<br>2024年03月21日発売
月刊誌
文林堂
NATOの要衝トルコ空軍新ステルス機KAAN初飛行| 特集●NATOの要衝トルコとステルス戦闘機KAAN初飛行親日国としても知られるトルコは、自国製の無人機を各国に輸出するなど、じつは航空産業先進国だ。NATOの一員でありながらロシアとの結びつきも維持しており、ウクライナ戦争では当初仲介役を果たしていたが、その一方でロシア製地対空ミサイルS−400の導入を決めたことで開発パートナーとしても携わっていたF−35の導入を諦めることにもなった。しかしそうしたなかでも、2月21日には自国開発のステルス戦闘機KAANの初飛行に成功、またアメリカとの交渉の末F−16Vの獲得も決めている。特集では国家戦闘機TF−X/MMUとして開発されたKAANについて初飛行の様子とともに紹介、ウクライナ戦争でも重要なキーとなるトルコのNATO内でのパワーバランスと、同国の最新航空戦力について解説する。今月の注目記事●小牧基地オープンベース●米陸軍将来攻撃偵察機FARA計画中止●令和5年度航空自衛隊航空保安管制競技会●シコルスキー電動ティルトウイング機HEX/VTOL●隻眼の操縦士前田伸二が挑む戦後80年目の太平洋横断●中国とパキスタンが開発したJF−17の真の価値は?●渡辺洋二の「個人としての航空戦史」〜後ろに座った2名注目グラフィック特集●日米豪共同訓練コープノース24●ネリスAFBでの国際統合航空演習レッドフラッグ24−1●ヨルダン王室御用達のアクロバットチーム“ファルコンズ”●アンデスの麓で活動するチリ空軍ヘリ部隊Grupo de Aviacion 9 “Panteras”●シンガポール・エアショー2024●198X年の空〜Lockheed F−104G/RF−104G Bundesmarine