剣道時代 2024年4月号
<br>2024年02月24日発売
月刊誌
体育とスポーツ出版社
剣道の技術| ◎特集 『剣道の技術』〜先を懸けて勝機をつくれ〜 先を懸けるとは優位に立つことだ。「打つぞ、つくぞ」という強い信念で先を懸け、打突の好機をつくり出せ。一流剣道家は厳しい稽古を重ね、それぞれが体得した先を懸ける技法があった。余すことなく紹介する。◎特報 『第11回全日本選抜剣道七段選手権大会』 11回目を迎えた横浜七段戦。初出場初優勝を果たした友井浩一朗七段(大阪)が連覇を果たすか。2年連続決勝進出の内村良一七段(東京)が悲願の初優勝を遂げるか。初出場は萩原寿矢七段、海老原秀則七段、畠中宏輔七段、勝見洋介七段の4名。精鋭七段の熱戦を吉成正大氏が解説する。◎特集 『昇段審査対策2024(後篇)』 合格者には合格しただけの理由がある。合格者はどんな剣道をめざし、どんな稽古を積み重ね、そうして合格を手にしたのか。◎特別寄稿 『剣道修行過程における「相応一致」の実証的検証』ー70歳代の実践的稽古法ー 林邦夫(中央大学名誉教授)◎表紙&インタビュー 『川崎陽也(パナソニックEW)』目次◎特集 『新・剣道の技術99弾 「打つぞ、突くぞ」という強い信念で先を懸け、打突の好機をつくり出せ』〜先を懸けて勝機をつくれ〜・東 良美 常に向かっていく気持ちが重要 主体的に打突の機会をつくる・平尾 泰 気剣体で相手を動かす 機会に応じて技を選択する・井口 清 先を懸け、相手を引き出す剣道をめざす・岩下 智久 先を懸ける気持ちと攻めが打突の好条件や勝機を導く・大城戸 知 技前の充実をはかり、見えない先をとって機会を見出す◎特報 『第11回全日本選抜剣道七段選手権大会(横浜七段戦)』〜畠中宏輔(東京)が実力を証明〜・【決 勝】畠中宏輔(東京)×松本勝範(神奈川)畠中が間合と足さばきで機会を見出し二本連取・【準決勝】畠中宏輔(東京)×内村良一(東京)高次元の集中力と緊迫感、一瞬の勝機に畠中が乗る・【準決勝】松本勝範(神奈川)×海老原秀則(茨城)限界の集中力、無心で捨て切った出頭面…他・好勝負六番 中野貴裕(京都)×友井浩一朗(大阪)・網代忠勝(兵庫)×古川耕輔(大阪)…他〜予選リーグ熱戦譜〜・Aリーグ 内村と海老原が2勝をあげリーグ突破・B…他