剣道時代 2024年2月号
<br>2023年12月25日発売
月刊誌
体育とスポーツ出版社
新・剣道の技術第98弾| ◎特集 『新・剣道の技術第97弾!』〜上質の面技を求める〜 確かに打突部位を捉えたのだが、試合で旗が上がらない、審査で認められないことがある。そんな経験をしたら剣道の質的展開が必要だ。「剣道は面に始まり面に終わる」。練度に応じた技術を身につけるには、上質な一本、ひいては上質の面技を習得することから始めたい。◎特集 『祝・全日本選手権優勝 人物大研究』〜棗田龍介〜 初出場初優勝を果たした棗田龍介選手。広島県勢初・日本体育大学勢初・水戸葵陵高校勢初。周囲を沸騰させた棗田龍介四段はなぜ天皇杯を獲得できたのか。日の丸候補を次々と破って頂点に立った棗田龍介四段を立体特集する。◎特別企画 『剣道を通して学んだこと』 剣道は何歳からでも始めることができ、何歳までも続けられるのが大きな特徴だ。2023年に重要無形文化財(人間国宝)に認定された宝生欣哉氏(能ワキ方・剣道五段)をはじめとする剣道を心の物差しとして生きる人々の体験談。◎強力連載 第2回 『石田利也範士 勝者の流儀』 インターハイ、全日本学生、全国警察剣道大会、全日本剣道選手権、世界剣道選手権、全日本七段選手権、全日本八段優勝大会。すべてのカテゴリーで日本一を経験している石田利也範士八段。実体験にもとづき、稽古の取り組み方、本場への準備などを市民剣士に伝授する。◎大会レポート ・全日本女子学生優勝大会 ・関東学生剣道新人大会(男女)目次◎新・剣道の技術第98弾 『練度に応じた技術を身につけるには上質の面技を習得することから始めたい』〜上質の面技を求める〜・寺地 種寿 自身の打ち間を理解し、中心への攻めから捨て切って打つ・清野 忍 面にこだわりすぎず、打突に至るまでのプロセスを意識する・竹中健太郎 面と小手を使い分ける 崩して溜めて相手を動かして打つ・田中 武志 求め続けている冴えのある一本 顎下まで切り下ろす気持ちで打つ・佐藤 範和 面の精度を上げる4つのポイント・仲間 洋輔 構え・自分の間合い・色のない打突・山下 穣 理にかなった動作を意識し会心の面につなげる・小津野祐佳 「意地と決意の面」・小谷 明徳 攻撃的な攻めを意識した面技中心のスタイル・白鞘 甲大 理想をイメージし反復して稽古する