早川書房刊
ハヤカワポケットミステリ 1600
初版−1993年8月31日発行
新書判・並製・本文349P
ISBN:4-15-001600-3 C0297
発行当時の定価:1,300円
★内容:
休暇でしばし仕事を忘れていたモース主任警部は、《タイムズ》誌の見出しに思わず目を奪われた。記事によると、迷宮入りした1年前の失踪事件を解く鍵となりそうな詩が匿名で警察に送られてきたというのだ。モースは去年の夏に起きたその事件を憶えていた。休暇でイギリスを旅行していたスウェーデン娘が、ヒッチハイクでオックスフォードまで来たあと、ぷっつりと消息を絶ったのである。詩が暗示するように、娘は森の中にいるのか? だとすると、既に死体となって森の奥深くに埋められているということなのか? そして、1年も経ってから謎めいた詩を送りつけてきた人物の正体とは? 詩に隠された意味を読み解いたモースは、早速森の捜索を開始した。だが、そこには思いもよらぬ発見が待ち受けていた!
一篇の詩から万華鏡のごとく華麗な推理が次々展開される、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作。
(表紙巻末面の内容紹介文より)
★状態:並上 ※状態表示についてはこちらもご覧ください。
【ビニールカバー】全体に弱いホコリヨゴレがあり、背部分全体にヨレもあります。巻末面のノド側下辺には約5mmにわたって傷み(破れ)もあります。
【帯】背部分にごく弱いヤケ(褪色)があります。背から巻末側にかけて下辺に約1cmの傷み(キズ)があります。
【表紙】背と巻末面の上辺にかなり強く、その他も全体的にやや強いヤケ(褪色)があり、全体的に弱いホコリヨゴレもあります。
【本体】周縁部全体に弱いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあり、底面の中央付近に何かが当たってこすられた薄い痕があります。
【本文】ページ面の周辺部に弱いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、全体に使用感もあまり強くなく、良好な状態です。
【その他】新刊案内とハヤカワ・ミステリ出版案内付き。