たそがれ清兵衛/藤沢周平=著

新潮社刊
新潮文庫 ふ11-21
7刷−1992年11月15日発行
文庫判・並製・カバー巻・本文327P
発行当時の定価:440円

★内容:

下城の太鼓が鳴ると、いそいそと家路を急ぐ、人呼んで「たそがれ清兵衛」。領内を二分する抗争をよそに、病弱な妻とひっそり暮らしてはきたものの、お家の一大事とあっては、秘めた剣が黙っちゃいない。表題作のほか、「ごますり甚内」「ど忘れ万六」「だんまり弥助」「日和見与次郎」等、その風体性格ゆえに、不断は侮られがちな侍たちの意外な活躍を描く、痛快で情味あふれる異色連作全8編。

(カバー巻末面の内容紹介文より)


★状態:並  ※状態表示についてはこちらもご覧ください。

【帯】なし。
【カバー】背部分と小口付近にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面の上辺全体にヨレがあり、背の上辺は少し傷んでいます。背の下部には小さなキズもあります小口の折り返し線に弱いワレがあります(破断してはいません)。
【表紙】背周辺にやや強いヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。巻頭面の小口上角に弱い折れ痕があります。
【本体】周縁部全体にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、小口面には弱い使用感があります。本文中4ページ分ほどの小口面に小さな傷みがあります。
【本文】ページ面の周辺部にやや強く、その他も全体的に経年相応のヤケ・ホコリヨゴレがあり、相応の古び感がありますが、本文中に線引・書き込み等はなく、おおむね良好な状態です。
【その他】先端が少し傷んでいますが、スピン付きです。