日本文化論/梅原猛=著

講談社刊
講談社学術文庫 22
2刷−1976年7月5日発行
文庫判・並製・カバー巻・帯なし・本文82P
発行当時の定価:180円

★内容:

近代西欧文明は、〈力〉を原理とし、科学技術を武器として世界を制覇した。しかし、20世紀に入り、とくに原水爆の出現いらい、〈力〉の文明は明らかにゆきづまりを見せている。これからの新しい文明創造の原理をどこに認めたらいいのか。著者はそれを日本の精神的文化遺産である仏教思想の中にみ、科学技術偏重の明治以来の教育を批判し、仏教精神を教育にとり入れることを説く。常に新しい思想を展開させる著者の創造的日本文化論。

(カバー巻末面の内容紹介文より)


★状態:並  ※状態表示についてはこちらもご覧ください。

【帯】なし。
【カバー】背付近と小口、上下辺部に強く、その他も全体にやや強いヤケ・褪色・ホコリヨゴレ・シミがあります。また小口と背の折り返し部には印刷のワレ(破断はしていません)があり、上辺にヨレ、巻頭面の下辺には折れ痕もあります。
【表紙】背周辺を中心に、ヤケ(褪色)・ホコリヨゴレがあります。
【本体】天面と小口面に弱いヤケ・ホコリヨゴレがあります。巻末の数ページの上辺にはシミがあります。
【本文】ページ面の上辺部に弱いヤケ・ホコリヨゴレがありますが、全体にあまり使用感を感じさせず、また線引き・書き込み等もなく、おおむね良好です。