人形の家/イプセン=著/竹山道雄=訳

岩波書店刊
岩波文庫 赤295
29刷−1968年7月30日発行
文庫判・並製・本文164P
発行当時の定価:100円

★内容:

自分が夫の為の人形にすぎないことに目ざめ、決然と主婦の座を蹴って家出をするノラ―今日なお多くの女性の共感をよぶ名作である。

(帯巻頭面の内容紹介文より)
「あたしは、何よりもまず人間よ」ノーラは夫にそう言いおいて家を出る。ノルウェーの戯曲家イプセン(1828−1906)は、この愛と結婚についての物語のなかで、自分自身が何者なのかをまず確かめるのが人間の務めではないか、と問いかける。清新な台詞と緻密な舞台構成がノルウェー語原典からの新訳でいきいきと再現される。
(岩波書店ホームページの内容紹介文より)


★状態:並下  ※状態表示についてはこちらもご覧ください。

【元パラフィン】背と小口付近にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあります。背と巻末面の上部にヨレと小さな傷み(破れ)があります。
【帯】背部分がややヤケ(褪色し)ています。
【表紙】背周辺を中心に、全体にややヤケ(褪色し)ており、古び感があります。
【本体】周縁部(特に天面と小口面)にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、天面と小口面にはシミも少しあります。
【本文】ページ面の周辺部(特に天と小口付近)にやや強いヤケ・ホコリヨゴレがあり、全体に古び感があります。本文中に線引き・書き込み等はありません。
【その他】やや傷んでいますが、スピン付きです。