三屋清左衛門残日録/藤沢周平=著

文藝春秋刊
文春文庫 ふ1-27
36刷−2007年4月5日発行
文庫判・並製・カバー巻・本文444P
発行当時の定価:590円

★内容:

日残りて昏るるに未だ遠し―。家督をゆずり、離れに起臥する隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨。しかし、藩の執政府は紛糾の渦中にあったのである。老いゆく日々の命のかがやきを、いぶし銀にも似た見事な筆で描く傑作長篇小説! 解説・丸元淑生。

(カバー巻末面の紹介文より)


★状態:並上  ※状態表示についてはこちらもご覧ください。

【帯】なし。
【カバー】背と上辺にわずかにヤケがあるほかは、ヤケ・コスレ等ほとんどなく、良好です。
【表紙】背にわずかにヤケがありますが、その他は良好です。
【本体】周縁部(特に天部分)にごく弱いヤケ・ホコリヨゴレがあります。小口面に数カ所、薄いシミがあります。また全体の約1割のページの小口上角と上辺に小さな耳折れ・ヨレがあります。
【本文】本文中には線引き・書き込み等はなく、また使用感もあまりなく良好です。