日本辺境論 新潮新書/内田樹【著】

内田樹【著】
販売会社/発売会社:新潮社
発売年月日:2009/11/20
JAN:9784106103360
「日本人とは何ものか」という大きな問いに著者は、日本人とは辺境人であると、正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人だ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる、読み出したら止らない、日本論の金字塔の誕生。