Be! 〈依存症・AC・人間関係〉回復とセルフケアの最新情報 156(2024Sept.)

出版社:ASK
発売日:2024年09月
キーワード:Be!〈依存症・AC・人間関係〉回復とセルフケアの最新情報156(2024Sept.) びい156(2024ー9) ビイ156(2024ー9)



出版社名:ASK

季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。


◆特集 トラウマ・AC 回復の途上で
傷つけられた「怒り」をどうすればいい?

ACの課題と向きあったり、トラウマから回復するプロセスで、今まで出せなかった「怒り」があふれ出てくることがある。そのため関係が破壊され、孤立を招くことも…。
でも「怒り」は、重要な鍵です。〈私は大切な存在だ〉という確認であり、前に進むエネルギーとなるから。

PART1 語ることが始まり(手記)
PART2 回復プロセスでの「怒りの意味」
PART3 怒りのプロセス(手記)
PART4 支援者が直面する「怒りの課題」
PART5 回復の途上で(手記)
【協力 野坂祐子】

◆ナカムラサヤカさんインタビュー
「アディクトを待ちながら」 私も依存症家族だった

この夏、公開された映画『アディクトを待ちながら』。主演に薬物依存症当事者でもある俳優の高知東生さんをむかえ、依存症の当事者や家族が持つ苦しみや葛藤、その先にある希望や回復を描いた意欲作だ。東京での封切は連日満席の異例のヒットとなり、今も全国各地で好評上映中。
ナカムラサヤカ監督に、自身の背景から映画の見どころまで、お話をうかがった。

◆歴史を学び歩く
依存症専門病棟を生み出した 女性たち初の議員立法とは?【風間暁】
NHKの朝ドラ「虎に翼」とまさに同じ時代背景のもとで成立した、いわゆる「酩酊者規制法」について、女性史研究家の佐藤ゆかりさんにお話を聞きました。
超党派の女性議員たちの尽力で、日本で最初の議員立法ができるまで。そして同法の付帯決議で、久里浜病院にアルコール専門病棟がつくられたこと…。

◆「薬理学」と「脳」から、減酒を考えてみた!

依存症と脳について長年研究されてきた廣中直行先生(神経精神薬理学)にお話を聞きました。減酒治療を、「薬理学」と「脳」からみてみると?
続いて当事者の実感を聞きました。減酒と断酒、経験を振り返って何がどう違う?

◆すでに身近に!?
「スポーツベット」の何が危ないのか

水原一平氏の事件は、特殊な状況での特別な人の話なのか? 日本とは違う海外ならではの出来事なのか? 決して、そんなことはない。
当事者やご家族の声をもとに「スポーツベット」の危険性を考えてみたい。
1 解説 「ギャンブル場」へ行かない世代/2 当事者の体験/3 家族の思い

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。