不登校生が留学で見つけた自分の居場所/赤井知一/酒井邦彦

著:赤井知一 著:酒井邦彦
出版社:学びリンク
発売日:2021年07月
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著者名:赤井知一  酒井邦彦 
出版社名:学びリンク

「不登校の私が留学できる?」「不安定な状態にあるわが子が海外で何を?」と思われる方こそ、ひとまず目を通してみて欲しい一冊です。

本書は、自身の留学経験から25年以上にわたり5,000人以上の留学を実現してきた著者2人が、通信制高校合同相談会で出会った不登校生、その保護者の方に海外留学をすすめ、日本の学びづらさからの解放を実現させた事例がベースになっています。
多くの留学生たちが海外留学によって、学ぶことの楽しさ、自分への誇り、将来への展望などを取り戻しています。そして何より留学生たちの生の声には、自分の居場所を見つける一つ選択肢として留学があり、その良さを考えるヒントがたくさんあります。

「私はずっと日本の社会に適応できない自分が悪いと思っていたけれど、ニュージーランドの人たちが私を褒めてくれ認めてくれることで真に自信を取り戻したんです。そして決して私が悪かったんじゃなかったと思えた」――現在は社会人となった20代女性の言葉です。

【出版社からのコメント】
著者は日本では不登校でも海外留学で自分の居場所を見つけ自信を得た多くの子どもたちの事例を基に、留学が成功するためには「留学前の心の準備」の大切さを説いています。

それは英語力の問題だけではなくて、起立性調整障害の子なら留学を決意した日から毎朝の報告を課して生活リズムの改善を施したり、友だちとの折り合いがうまくいかずひきこもった女子に特技をのばしてあげることで留学への前向きな気持ちをキープすることだったり。著者はいろんな角度で子どもたちに寄り添い、心の準備に伴走します。

では実際に留学した子どもたちはというと、座談会方式でその素晴らしさを熱く語ってくれました。そこではメリットだけではなく、英語力が時折停滞する場合にメンタル面での辛さが吐露されます。

全編にわたり、著者と子どもたちが留学をキーワードに奮闘する様がフランクに記述されてます。さらっと読める留学物語には生きるうえでのヒントがたくさん散りばめられています。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。