CG NEO CLASSIC Vol.08

出版社:カーグラフィック
発売日:2024年05月
シリーズ名等:CG MOOK
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出版社名:カーグラフィック
シリーズ名等:CG MOOK

大好評の『CG NEO CLASSIC』シリーズ、待望の第8弾!


世界の自動車デザインをリードしたイタリアン・カロッツェリア(デザイン制作工房)の金字塔を採り上げる三部作のシーズン2。約80ページを費やす特集は「Designed by ベルトーネ」です。In Memory of Marcello Gandiniという副題をつけたのは、長くベルトーネのチーフデザイナーを務め、2024年3月13日に惜しまれつつこの世を去った天才、マルチェッロ・ガンディーニに捧げる我々からのオマージュだからです。70年代以降、つまりネオクラシック期のベルトーネとガンディーニは数々の意欲作を創出。自動車デザインの伝統に風穴を開け、新しい潮流を巻き起こしました。ピニンファリーナのオーセンティックなタイムレスデザインに対し、ベルトーネの造形思想の中心にあったのは、ラジカルかつ前衛的だったこと。ランボルギーニ・カウンタック、同ウラッコ、ランチア・ストラトス等“スーパーカー小僧”たちの胸を熱く焦がす傑作を多く生み出しました。財布の軽い若者に向けてはフィアットX1/9を開発。安価なミドエンジン・スポーツカーの門戸を開いたのもガンディーニとベルトーネの仕事。マセラティ・ギブリやクワトロポルテで新時代のイタリアン・ラグジュアリーを築いたのも同様です。フェラーリ・レインボウやランチア・ストラトス・シビーロ等々、目眩くほど斬新で美しいショーモデルを数多く提案する一方で、ルノー・シュペール・サンク、シトロエンBX等では大衆車デザインにも非凡な才能を発揮しました。日本メーカーとの関わりが深いことも特徴で、ガンディーニ後のベルトーネを率いたチーフデザイナー、マルク・デシャンが未来のFFファミリア像を描き1981年東京モーターショーに展示して反響を呼んだマツダMX-81も登場。イタリアではベルトーネとガンディーニを慕い、集ったかつての仕事仲間や家族のインタビューを収録。前作シーズン1のピニンファリーナ同様に、世界をリードしたカロッツェリア・ベルトーネの全貌に迫った永久保存版に仕上げました。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。