


著者名:
村嶋恒徳 出版社名:
体育とスポーツ出版社
本書は社会人としても歩む「剣道人」への正々堂々と歩むためのメッセージです。
〇競技の世界を超えて、日本文化として、また、芸術としても位置づくこの剣道の考え方を、今の社会の中心を支えて働いている人達に共鳴していただければ、更に安心な未来が作り出せると考えたのです。(中略)働くリーターの皆様が、私の考える『こころに響け剣の声』から、共通のものを発見し次の世代のために活かしていただければ幸いです。(「はじめに」より)
〇剣道は何百年もの間、形態を変えずに存続してきました。これは、日本人として、どんな場面でもどんな時代でも、どう生きるかではなく、どうあるべきかという生きる指標が存在しているからと思っています。
ただ自分が勝てばいいというのではなく、どう勝てば相手も幸せになるかを礎にし、活かして生きる『剣の声』を誰もが共通して理解し、さらに発展していってほしいと願う一人です。
小さな思いやりを世界中の人が持てば、大きな平和につながっていくものと信じています。
(「おわりに」より)
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