


著者名:
柳瀬丈子 出版社名:
市井社
うたびとは、真実を語らなければならぬ。その厳しい掟は、私が仮想したものであったかもしれない。私の詩歌運動は、まず基本をそこに置くことであったから、最初、一生懸命に詩歌を貫こうとする弟のような男のために、書いてやってみようかと詩歌を書き始めた柳瀬さんが、いつか私以上に詩歌に真実をあふれさせたことに私は、誇りを感ずる。(五行歌の会主宰・草壁焔太跋文より)
第3歌集の後の2010年から2019年までの作品を掲載。
2018年戌の章には、伴侶の弘氏の闘病をテーマにした20日間の戦い「嵐の中の日々」を収録。
好奇心に溢れ、命を詠いあげる珠玉の秀歌集。
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